シミ・そばかすを消すおすすめの対策方法とは!?
2017/12/22
暑い夏が過ぎて、いよいよ本格的な冬が到来。
「もう日焼け止めは塗らなくていいか!」と、日焼け対策を油断しているあなた!
冬も油断は大敵ですよ!
今回は、あるだけで実年齢よりも老けて見えてしまうシミやそばかすを消す&予防するおすすめの対策法をピックアップ。
シミやそばかすのない陶器のような肌を目指したい人必読ですよ♪
目次
シミ・そばかすができる原因
皆さん何となく、「紫外線を浴びるとシミやそばかすができる」といったイメージはお持ちだと思いますが、実際にはどのようなメカニズムでシミやそばかすができるかご存じでしょうか?
今回はまず、そのメカニズムから詳しく見ていきましょう!
シミ・そばかすができるまで
人の細胞は、紫外線に当たると核の中にあるDNAが破壊され、皮膚がんを引き起こしたりその細胞が死んでしまう性質があります。
それを防ぐのが、表皮の一番下の層に存在する「メラノサイト」です。
これは、メラニン色素を生成させて黒化させ、細胞核に紫外線が届かないよう、傘のようにブロックしてくれます。
細胞を守るために作られたメラニン色素は、通常であれば、肌のターンオーバーによって角質と一緒に垢として排出されます。
しかしながら、大量の紫外線を浴びてしまった場合は、メラノサイトが過剰に反応してしまい、非常に多くのメラニン色素が作られることによって、肌に残ってしまう場合も。
さらに加齢やストレス、ホルモンバランスが乱れると肌のターンオーバーが乱れ、メラニン色素を十分に排出できなくなってしまいます。
この肌に残ってしまったメラニン色素が、シミやそばかすとなって現れるというわけです。
ひと言で「シミ」と言っても、実はその種類は様々。ここでは、代表的なシミをいくつかご紹介します。
代表的なシミの種類
老人性色素斑
老人性色素斑とは、長い間浴び続けた紫外線が原因となり、時間の経過によって徐々に現れてくるシミのことを言います。
紫外線を浴びてすぐには現れず、紫外線によるダメージが蓄積されて現れるもので、一般的には、このタイプのシミが多いと言われています。
老人性色素斑は、一度できてしまうと改善・治療が難しいので、紫外線対策をしっかりおこなうことが大切です。
肝斑(かんぱん)
頬骨や鼻の下、額などに、左右対称に出る濃淡の均一なシミが、肝斑です。
主に30〜40代の女性に多く、妊娠中やピルの服用時にも現れやすくなり、閉経とともに消えるのも特徴です。主には女性ホルモンの乱れなどが関係していると言われています。
脂漏性角化症
イボ状に盛り上がったシミのことを脂漏性角化症と呼びます。
これは、シミの角化が進み隆起したもので、手の甲に出る場合もあります。
美白化粧品では効果が得られず、レーザー治療が効果的だと言われています。
シミ・そばかすを消す対策方法は?
上で見たように、シミには様々な種類があり、それぞれ対処法が異なります。
自分のシミがどのようなものかを知らないまま自己流のケアをしてしまうと、かえって悪化してしまう場合もあるので、まずは皮膚科の専門医にシミの見極めをしてもらう方がよいでしょう。
皮膚科で行うシミやそばかすの治療は、主に下記の3つが挙げられます。
高周波(RF)
高周波エネルギーと光エネルギーを照射し、皮膚の深部にあるメラニン色素に作用させ、シミやくすみを解消します。
レーザーと比較して広範囲の患部への治療に優れ、効果がすぐに実感できることが特徴。
また、薄いシミから濃いシミに対応でき、細かいシミに適しています。
治療後はコラーゲンが刺激・生成されることによって、肌の引き締めやハリアップにも効果的です。
治療は3~4週に1回行い、術後の処置はなくダウンタイムもほとんどありません。
レーザー治療
レーザーをシミのある部分だけに照射して、内部にあるメラニン色素細胞だけを破壊するという治療法で、濃いシミや大きいシミに適しています。
指で弾いたような痛みは感じるものの、レーザーの種類にもよりますが、比較的短期間で治療が完了すると言われています。
ケミカルピーリング
新陳代謝を遅らせる古い角質を、肌に優しいアルファヒドロシキ酸(AHA)やサリチル酸などを肌に塗布することで除去する治療法。
皮膚が新しくなるため、シミや美白・シワ・タルミ・ニキビ跡と肌トラブルに幅広く対応できるのも特徴です。
これは薄いシミや細かいシミに効果的で、治療は3~4週間に1回程度で、施術中の痛みはほとんどありません。
シミ・そばかすを未然に防ぐ方法
皮膚科や美容皮膚科などでシミ・そばかすは消せるのは言っても、やはり時間とお金は必要。
できることなら、極力お世話にはなりたくないものです。
そこで、シミ・そばかすを未然に防ぐ方法もいくつかご紹介します。
紫外線対策をしっかりと
シミ・そばかすの主な原因は紫外線によるメラニンの沈着です。
そのため、その紫外線をブロックするのが1番の対策になります。
日ごろから(1年中!)日焼け止めを塗る、帽子や日傘などを使用するなどして、紫外線対策を行いましょう。
日焼け止めを選ぶ際は、シワやシミ、たるみの原因となるUVA(紫外線A波)を防止「PA」に着目し、予防効果の高いと言われる「PA++++」を選ぶとよいでしょう。
ライフスタイルを見直す
例え紫外線を浴びてしまったとしても、ターンオーバーでしっかりとメラニン色素が排出されれば問題ありません。そのため、タバコは吸わない、睡眠を十分にとる、ストレスを溜め込まない、バランスのとれた食事をする…など、規則正しい生活を心がけてみてください。
日頃のスキンケア法を見直す
メラニンは、紫外線だけではなく、肌に強い刺激が加わることで生成されてしまう場合があります。
そのため、洗顔の際に優しく洗うなど、日ごろのスキンケアの際に、肌に刺激を与えないよう優しくケアすることも大切です。
シミ・そばかすに効果がある化粧品・クリームは?
シミ・そばかすに対して、美白化粧品などの化粧品・クリームの使用も有効だと言われています。
そこで、シミ・そばかすに効果がある化粧品・クリームを選ぶポイントをいくつかお教えします。
シミ・そばかすに有効な化粧品の選び方
シミやそばかすをケアできる化粧品を選ぶときは、配合されている美白成分に着目するのがポイント!
シミ・そばかすに効果的な美白成分は…
ビタミンC誘導体
ピュアなビタミンCを肌の奥まで吸収しやすい状態にしたもの。肌の奥に浸透してメラニンを抑制してくれます。
アルブチン
ハイドロキノン誘導体としても知られている美白成分。時間をかけて徐々に効果を発揮し、シミやそばかすの予防におすすめの成分。
プラセンタ
馬や豚の胎盤から抽出した成分。メラニンの生成を抑えながら、肌のターンオーバーを促してコラーゲンを生成してくれます。
ハイドロキノン
イチゴやコーヒーなどに含まれている天然成分。強い還元作用があり、すでにできてしまったシミやそばかすを消す効果があります。
トラネキサム酸
止血剤の成分としても使われている成分で、抗炎症作用がありメラノサイトを抑えることができます。また、ニキビ跡や肝斑にも効果があると言われています。
シミ・そばかすに効果があるサプリは?
次に、シミ・そばかすに効果的なサプリを選ぶポイントですが、基本的に上で紹介した選び方と違いはありません。
サプリの場合は、配合されている美白成分の種類に加えて、その含有量に着目するようにしましょう。
美白成分は化粧品とほとんど変わりはなく、
- アルブチン(メラニンの生成を抑制)
- トラネキサム酸(メラニンの生成を抑制、抗炎症)
- L-システイン(メラニンの生成を抑制、メラニンの無色化・排出)
- ハイドロキノン(メラニンの生成を抑制、メラニンの無色化)
- ビタミンC(メラニンの生成の抑制、メラニンの無色化、抗酸化)
が配合されているものを選ぶとよいでしょう。
サプリを選ぶ際は、製造元・製造国もチェックしておきたいポイント。
アメリカはサプリの品質基準が厳しく、FDA(アメリカ食品医薬品局)から厳しい監視があるため、安心して飲むことができます。
ただ、粒が大きく飲みにくい場合や配合量が非常に多いケースもあるため、最初は国産のものを選んだ方がベター。
また、「医薬品」や「医薬部外品」に分類されたサプリメントは、厚生労働大臣からの認可を受け、有効性に承認を受けたサプリメントなので、健康食品のサプリメントに比べて、より効果を期待することができます。
まとめ
ここまで、
について紹介してきましたがいかがでしたか?
シミができてしまわないよう、日ごろから紫外線対策をぬかりなく行うのが一番ですが、万が一できてしまったら、専門医に相談する以外にも化粧品やクリーム、サプリを活用することでケアできることも分かりましたね♪
今回はおすすめの成分を紹介しましたので、この情報を元に、自分の肌に合う美白アイテムを探してみてくださいね!